ノロウイルス感染症|【豊中市の胃カメラ・大腸内視鏡検査】みやの消化器内科クリニック|内科・消化器内科

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ノロウイルス感染症

こんにちは。

今回は冬季に流行する感染症としてノロウイルス感染症のお話です。感染性胃腸炎(ノロウイルスかどうかはわかりませんが)の患者様も増えてきております。

ノロウイルスは食べ物ですとカキなどの二枚貝の生食や食品を取り扱う方が感染しており、その方が調理した食材や調理器具を介して感染します。またヒトからヒトへと接触感染(ウイルスのついた手で触ったところを触ることで)も起こります。感染力は非常に強いウイルスです。

印象としては食べ物は生ガキの摂取が多いです。また生ものも食べてないのに、、という方ではこの接触感染が多いのではないかと思います。

感染すると1-2日の潜伏期を経て、下痢、嘔気・嘔吐、腹痛、発熱(軽度)を生じます。

症状発症時はつらいですが、通常は数日で自然軽快します。症状に合わせましてお薬は使ったりしますが、根本的で有効な治療法はありませんので、安静と水分補給で対処してください。水分摂取をしっかりとらないと脱水症状がひどくなり、点滴が必要となり入院となることもあります。

感染予防には徹底した手洗い、貝類などのは加熱して食べる、調理器具やテーブルの消毒(次亜塩素酸ナトリウムが有効です)が大事です。

 

 

豊中市西緑丘3丁目14ー8

みやの消化器内科クリニック

院長 宮野 正人