過敏性腸症候群とは
過敏性腸症候群とは、精神的なストレスや自律神経バランスの乱れなどによって腸のはたらきに異常が生じ、便秘や下痢など排便の異常や腹痛を引き起こす病気です。あくまでもはたらきの異常なので大腸の検査をしても特に目に見えるような異常は認められません。
排便異常は人によって異なり、絶えず下痢が続く場合もあれば、便秘と下痢を数日ごとに繰り返すこともあります。
また、腹痛やお腹の張りなどを伴うことも多く、中にはトイレから離れられず日常生活に支障をきたすような場合も少なくありません。
過敏性腸症候群の方は10人に1人ともいわれており、よく遭遇する疾患のひとつです。