新型コロナウイルスの治療・療養|【豊中市の胃カメラ・大腸内視鏡検査】みやの消化器内科クリニック|内科・消化器内科

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新型コロナウイルスの治療・療養

こんにちは。

新型コロナウイルスは5月から5類感染症になり数か月経ちました。全数把握ではなくなりましたので、感染者が増えているのか落ち着いているのかわかりにくい時代になりましたね。

当院では今月からですが、コロナ患者様を診させていただくようになりました。1日に何件かコロナ陽性になることもあり、感覚的には増えているような印象を受けます。

基本的に軽症の方は自然軽快が多いため、経過観察のみや解熱鎮痛剤や咳止めなどの対症療法でよいかと思われます。しかし現在、コロナ感染症(軽症)に対して経口の抗ウイルス剤があり、場合によっては投与が考慮されます。インフルエンザでいうとタミフルみたいなものです。3種類のお薬があります。商品名としてラゲブリオ、パキロビット、ゾコーバという薬です。それぞれ使い方の指針が厚生労働省から提示されております。

ラゲブリオ/パキロビット 発症から5日以内、かつ重症化リスクが高く病状の進行が予期される場合に使用を考慮         

ゾコーバ 発症から3日以内、かつ重症化リスク因子がなく、発熱、咽頭痛、咳などの症状が強い方に考慮

重症化リスク因子:65歳以上、悪性腫瘍、慢性呼吸器疾患(COPDなど)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、脂質異常症、心血管疾患、脳血管疾患、肥満(BMI30以上)、喫煙、妊娠後半期、免疫抑制剤の使用など

 

といった具合です。ラゲブリオ/パキロビットは重症化予防(パキロビットの方が効果大)、ゾコーバは症状を抑えて罹患期間を少し短かくする効果があるようです。いずれも特に副作用が多かったり、強かったりする薬ではないとのことです。ただパキロビットとゾコーバは、併用禁忌の薬剤が多く、それらの薬を普段から内服されている方には使用できません。また妊婦や妊娠の可能性があるの方も使用できません。

軽症の方は自然軽快も多いので必ずしも使用する必要はないので、患者様と相談の上、処方いたします。薬はかなり高価でありますが、現在は公費負担になっており患者様の負担はありません。ただそれは現在のところ9月末までとなっております。

 

最後にコロナにかかってしまった場合の療養の考え方です。

発症後5日間が経過、かつ、解熱及び症状軽快から24時間が経過するまでは外出を控えることが推奨されます。

(*発症日を0日目とします。)

・また、発症後10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、マスク着用等、周囲の方への配慮が必要。

ちなみに学校などでは「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を出席停止期間とされております。

 

コロナワクチンも引き続き定期的に接種していかれるのがよいかと思います。ワクチンを打っていても感染はするのですが、やはり重症化を抑えることが大事であり、その効果は証明されております。

特に上に記しました重症化リスクがある方は特に注意して、コロナにまずはかからないように対策をするようにしてください。

 

 

 

 

豊中市西緑丘3丁目14ー8

みやの消化器内科クリニック

院長 宮野 正人