インフルエンザウイルス感染症、ワクチンについて
- 2021年11月16日
- インフルエンザ
新型コロナ感染症も一旦、落ち着きつつありますが、いかがお過ごしでしょうか。風邪の患者様も少しずつ増えてきている印象です。
インフルエンザワクチンも本年度は例年より少ないみたいです。入荷した分もすべて予約いただき、終了しております。
さてインフルエンザは11月頃から増え始め1月頃にピークを迎えます。発症すると38度を超える発熱、関節痛、倦怠感、食欲不振、関節痛や筋肉痛、頭痛などの全身症状が出現します。咳や鼻水、喉の痛みなどの風邪症状は遅れて出現する傾向があります。インフルエンザと風邪は完全には区別できませんが、こういった出現する症状の出方は診断の参考になります。
新型コロナウイルスでは熱が出ますが、呼吸器症状も伴ってくることが多いので、インフルエンザとは少し経過が違うようです(こちらもはっきりと区別は困難ですが、、、)
前年度のインフルエンザはかなり少なかったようですが、今年はどういった傾向になるかわかりません。
少なくとも予防が大事であることは変わりないので、皆様も感染対策をしっかりと継続してください。
豊中市西緑丘3丁目14-8
みやの消化器内科クリニック
宮野 正人