大腸がんとは
大腸がんは大腸に発生するがんです。発生には2つの経路があり、腺腫という良性のポリープが大きくなりがん化するものと、正常な粘膜から直接がんが出現するものがあります。
大腸は結腸(盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸)と直腸に分かれており、日本人の大腸がんの多くはS状結腸と直腸に発生します。
日本では1年間に約15万人が大腸がんと診断されており、罹患数では全てのがんの中で第1位であり男女ともによく見られるがんの1つです。
大腸がんは早期で発見できれば、5年生存率はほぼ100%とされていますがステージが進むにつれて低下します。
このように早期発見、早期治療を行えば治りますが、早期では自覚症状がほとんどなく1年に一度の大腸がん検診を受けることが推奨されています
進行すると血便や腹痛、腹部膨満感、便通異常などの症状が現れますが、このような症状が現れて初めて検査を受ける人も少なくありません。